データサイエンティストや機械学習に関わる方であればGoogle ColabやKaggle Notebooks、そしてJupyter Notebookをよく使っていることでしょう。そうした時、エディタの機能が貧弱でコードを書くのに苦労した、なんて経験もきっとあるはずです。 今回紹介するColabCodeはGoogle ColabやKaggle NotebooksといったJupyter NotebookからVisual Studio Codeを呼び出せるソフトウェアです。

ColabCodeの使い方

Google Colabでの例です。ライブラリをインストールします。

実行するとURLが表示されるので、そのURLにアクセスします。パスワードも表示されます。

後は普通のVisual Studio Codeとして利用できます。

残念ながらコードがGoogle Colabにコピーされる訳ではありませんでした。

ColabCodeは外部でcodeserverを立ち上げて、それにngrok経由でアクセスします。恐らく環境は開発者のローカルでしょう。ファイルが同期される訳ではないので、ColabCodeで編集した内容をコピーしてJupyter Notebookにコピーするという使い方になりそうです。

ColabCodeはPython製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

abhishekkrthakur/colabcode: Run VSCode (codeserver) on Google Colab or Kaggle Notebooks