nodeを使って作られたツールが増えています。npmでインストールすればいいのですが、node自体のバージョンアップも激しく、追従するのも大変です。開発者であれば構わないでしょうが、開発者以外の方がnodeをセットアップして使い始めるのはちょっと敷居が高いです。 そこで使ってみたいのがboxednodeです。boxednodeを使えばnodeの実行エンジンとJavaScriptファイルをまとめてパッケージしてくれます。

boxednodeの使い方

パッキングする際のコマンドです。

$ boxednode -s example.js -t example

パッキングしたら実行権限が付いているので、そのまま実行できます。

$ ./example 
こんにちは、世界!

boxednodeはnodeのコンパイルから実行するので、バイナリができあがるまでに時間がかかるのが難点です。なおバイナリサイズはちょっとしたコードでも70MBとなります。これは実行エンジンを含んでいるからですが、Electronほど大きくはないです。コンパイル時間さえ我慢できれば、ソフトウェアの配布に使ってもよさそうです。

boxednodeはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

mongodb-js/boxednode: ? boxednode – Ship a JS file with Node.js in a box