プログラミングエディタには選択したテキストを大文字に変換したり、置換で置き換えたりする機能があります。Markdownエディタであればリンクや画像用の記法を埋め込む機能もあるでしょう。ただ文字を書くだけでなく、プログラマブルな使い方ができるのです。 今回紹介するBoopは、そんなプログラマブルな機能を際立たせたエディタになります。

Boopの使い方

文字を書きます。

文字を選択して、コマンド+Bで機能を呼び出します。

例えばエンコードを実行すると、選択した文字列にエンコーディングが行われます。

さらに別な文字列にJSON to YAMLを実行してみます。

ちゃんと変換されました。

Boopはテキストエディタとコマンドが一緒になったソフトウェアです。プログラミングやドキュメントを書いていて、開発者ツールを使ってテキストを変換したりする例がありますが、それをエディタ内部で行ってしまう形になります。意外と使い慣れると便利です。

BoopはmacOS用、Swift製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

IvanMathy/Boop: A scriptable scratchpad for developers. In slow yet steady progress.