Web Audio APIを使いこなせば音楽を奏でられることは分かっています。しかしWeb Audio APIはかなりローレベルなので、音を奏でるために必要な実装をすべてやらなければなりません。単純なビープ音であればまだしも、音楽として聞かせられるレベルではないでしょう。 そこで使ってみたいのがwasgenです。Web Audio用のサウンドを生成できるライブラリです。

wasgenの使い方

デモの画面です。JSONを使って生成する音を設定できます。

ベンチマークを使うと、波形が表示されます。

wasgenではプリセットとしてアコースティックなピアノであったり、ファミコンのような8bitサウンドも用意されています。さらにフィルターを使うことで、音の雰囲気を変更できます。ある程度の音楽生成に関するニーズはwasgenが解決できるのではないでしょうか。

wasgenはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(ISC License)です。

Audio test andyhall/wasgen: Web Audio sound generator