Graphtage - JSON/YAML/HTMLなどに特化した差分ビューア
差分表示というのは難しいです。従来は文章やプログラミングコードのような上から順番に書かれているフォーマットが対象だったはずです。最近では画像であったり、形式を変更したものに対しても差分表示が求められたりします。 今回紹介するGraphtageはツリー構造になっているファイルフォーマットに対して使える差分ソフトウェアになります。
Graphtageの使い方
たとえばJSONです。2つのJSONがあります。一つは整形されたもの。
{
"foo": [
1,
2,
3,
4
],
"bar": "baz",
"moongift": "Hello"
}
もう一つは整形されていないもの。従来の差分表示ソフトウェアでは、どちらかにフォーマットを合わせる必要がありました。
{"foo": [1, 2, 3], "bar": "baz"}
実行結果です。
HTMLにもできます。
Graphtageが対象としているのは次のようなファイルフォーマットです。
- JSON
- XML
- HTML
- YAML
- CSV
こうしたツリー構造のようなものになっているフォーマットに対する差分が可能です。特化している分、最適な表示が期待できそうです。
GraphtageはPython製のオープンソース・ソフトウェア(LGPL)です。