Seleniumを使うとWebブラウザをプログラミングコードから自動操作できます。よくWebブラウザのテストなどで使われていますが、スクレイピングや業務システムの自動操作でも利用されます。 今回紹介するshellniumは、そんなSeleniumをシェルスクリプトで操作するソフトウェアです。

shellniumの使い方

実際のコードです。

#!/usr/bin/env bash
source ./selenium.sh

main() {
    # Googleのトップページに遷移
    navigate_to 'https://google.co.jp'

    # 検索ボックスの要素を取得
    local searchBox=$(find_element 'name' 'q')

    # 検索ボックスに入力&検索実行
    send_keys $searchBox "タピオカ\n"
}

main

ちゃんとWebブラウザを自動操作できます。

shellniumは別途chromedriverをインストールし、ローカルでGoogle Chromeを起動した状態にしています。そしてSeleniumのプロトコルを通じてシェルからGoogle Chromeを自動操作できます。意外とプログラムを組むよりも手軽で分かりやすく、便利なソフトウェアです。

shellniumはShellスクリプト製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

Rasukarusan/shellnium