パスワード管理は何を使っているでしょうか。1Password、LastPassなどクラウドサービスやオープンソース・ソフトウェアなど多種多様に存在します。しかし、どこかにデータを残すということは、そこがセキュリティ上のネックになるのは間違いありません。 その問題を回避するのはストレージレスになることです。今回紹介するpassmassもそんなソフトウェアの一つです。

passmassの使い方

Google Chrome機能拡張を開いたところです。パスフレーズは共通のものになるでしょう。

パスワードは表示されませんが、ドメイン毎に自動生成されています。

パスワードはこんな感じです。

passmassはパスフレーズをベースに、ドメイン情報を使ってパスワードを自動生成します。つまりパスフレーズさえ忘れなければパスワードは自動生成されるものになり、ストレージに残す必要がありません。定期的なパスワード変更や、特殊文字、文字列長などの問題はありそうですが、技術的には興味深いです。

passmassはGoogle Chrome/Firefox用のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

sepisoad/passmass: a storage less password manager