ちょっとしたWebアプリケーションを作る際に、よくExpressを使います。仕組みがシンプルで分かりやすく、静的ファイルやJSONの取り扱いなど拡張性も考えられているのが便利な点です。 そんなExpressにインスパイアされて作られたGo言語のWebフレームワークがFiberです。

Fiberの使い方

例えばHello Worldはこんな感じです。

package main

import "github.com/gofiber/fiber"

func main() {
  app := fiber.New()

  app.Get("/", func(c *fiber.Ctx) {
    c.Send("Hello, World!")
  })

  app.Listen(3000)
}

これでWebブラウザからアクセスするとHello, Worldが表示されます。

Fiberはルーティングや静的ファイルの扱いも備えています。何よりGo言語であり、コンパイルされるのでパフォーマンスが非常に高いのがメリットです。ちょっとしたWebアプリケーションであればFiberで作成して、そのまま配布もできそうです。

FiberはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

gofiber/fiber: ? Fiber is an Express inspired web framework written in Go with ?