Webサイトでパスワードを知っている人しか見られないコンテンツを作ろうと思うと、サーバ側でデータを管理して、認証したユーザにだけコンテンツを返すというのが一般的です。 これを静的サイトでも可能にするのがhtml-vaultです。暗号化されたコンテンツをHTML内に埋め込めるソフトウェアです。

html-vaultの使い方

最初の表示です。

パスワードを入力します。

復号化中…。

パスワードが合っていればコンテンツが表示されます。

間違っていれば表示できません。

html-vaultはHTML中に暗号化されたコンテンツ(パスワードによって復号化可能)を埋め込みます。そのため、パスワードを知らない人には読めない仕組みです。静的サイトなので、辞書アタックすれば解読されるかも知れませんが、十分に長い文字列をパスワードにしておけばいいでしょう。簡易的な仕組みとして面白いソフトウェアです。

html-vaultはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

dividuum/html-vault: Generates self-contained HTML files protecting secret text content.