Mackup - ホームディレクトリ内の設定ファイルをクラウドストレージにバックアップ
LinuxやmacOSではホームディレクトリの下に設定ファイルが置かれます。定期的にアップデートされていたりして、バックアップも取っておく必要があるでしょう。また、複数の端末で設定を共有したいと言うニーズもあるはずです。 そこで使ってみたいのがMackupです。設定ファイル(ドットファイル)をバックアップしてくれるソフトウェアです。
Mackupの使い方
Mackupを実行します。デフォルトでDropboxのディレクトリ内にバックアップしようとします。Google DriveやBox、iCloudなども利用できます。
$ mackup backup
Mackup needs a directory to store your configuration files
Do you want to create it now? <yes |No>Yes
Backing up Library/Preferences/com.agilebits.onepassword4.plist ...
Backing up Library/Application Support/Adobe/CameraRaw ...
Backing up .config/alacritty/alacritty.yml ...
Backing up .ansible ...
Mackupはドットファイルやディレクトリを移動し、そのハードリンクを作成します。ホームディレクトリにはハードリンクのみ、実体ファイルはなくなります。そのためDropboxディレクトリからMackupディレクトリを移動すると問題が発生するので注意してください。後はMackupを定期的に実行するだけでバックアップが自動的に行われます。
MackupはPython製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。
lra/mackup: Keep your application settings in sync (OS X/Linux)