ちょっとしたWebサーバを立てたいと思った時、ワンライナーをよく使います。それよりちょっとだけ複雑なルーティングが必要になったりすると、途端にプログラミング量が増えてしまいます。 今回紹介するOsgoodはそのちょっとした部分を救ってくれる、そんなJavaScriptのHTTPサーバです。

Osgoodの使い方

Osgoodの例です。メインファイルは次のようになります。

// app.js
app.port = 3000;

app.get('/hello', 'hello-worker.js');

そしてルーティングで呼ばれているファイルの内容です。exportします。

// hello-worker.js
export default () => 'Hello, World!';

そしてOsgoodで実行します。

$ osgood app.js
$ curl http://localhost:3000/hello

実際にアクセスすると Hello, World! が返ってきます。

Osgoodは簡単なHTTPサーバはもちろん、プロキシとして別なサーバへのアクセスを代替することもできます。面白いのはnodeではなく、Rustで実装されていることでしょうか。インストールしておくと役立つ場面も多そうです。

OsgoodはRust製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

IntrinsicLabs/osgood: Osgood is a secure, fast, and simple platform for running JavaScript HTTP servers.