JavaScriptはWebブラウザ上で動くことが保証されている唯一のプログラミング言語ですが、素のままでは書きたくないという人たちはたくさんいます。型がないため、動作保証するのが難しい、言語体系が好きではないなど様々です。 そこでLua好きな人に贈りたいのがjluaです。JavaScriptではなくLuaでWebアプリケーションが書けるようになります。

jluaの使い方

一例です。ReactやVueのように書けます。

<template>
 <div>hi {{ lang }}</div>
</template>

<script lang="lua">
local m = {
 data = function () 
   return {
     lang = "Lua"
   }
 end
}
return m
</script>

プレイグラウンドです。左側にエディタがあります。右側はASTになります。

ASTではなくJavaScriptにした場合も見られます。余計なコードは生成されていないように見えます。

jluaはJavaScriptでLuaをパースしているので、速度的には純粋なJavaScriptの場合に比べて落ちるかも知れません。しかしLuaが好きな人にとってみれば、jluaを使ってWebアプリケーションをLuaで書けるのは魅力的でしょう。

jluaはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

hsiaosiyuan0/jlua: Yet another Lua implementation in pure JavaScript.