情報の表示として、リストを使った一覧が最もよく使われますが、縦長になってしまうのが難点です。横幅がそれほど必要でない場合、タイル表示にするのも一案です。しかしタイル表示の場合、その並べ方に注意しないとどこにあるのか分かりづらくなります。 今回紹介するAreaMapはその一案として面白そうなソフトウェアです。日本や世界の各国を並べて表示するカラム地図となっています。

AreaMapの使い方

都道府県のカラム地図です。北海道が右上、九州が左下に配置され、地方ごとに色分けされています。

担当地域によって色分けやラベルも変わります。

世界の場合。各国を二文字で表現しています。

白黒版もあります。

さらに県ごと。こちらは福井のデモです。

AreaMapは日本の形状に合わせて都道府県を配置しています。さらに色分けもされているので、全体像が掴みやすくなっています。あいうえお順で並ぶよりも分かりやすそうです。情報をいかにうまく配置するかで使いやすさが変わります。面白いアイディアです。

AreaMapはHTML/CSS製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

tabularmaps/areamap: 日本の都道府県を区分毎に色分けして表示するカラム地図(TabularMaps)