IoTや3Dプリンタと言った文脈の中でハードウェアが存在意義を増しています。ちょっとしたオリジナルの部品を3Dプリンタで作ったり、IoTプロジェクトのハードカバーを作ったりします。 そんな時に必要なのが3D CADになるでしょう。今回はWebブラウザ上で3DモデリングができるJS.Sketcherを紹介します。

JS.Sketcherの使い方

こんな画面でモデリングを行います。

オブジェクトを組み合わせて設計するのが基本です。

デモではこんな格好良い形に。

2Dの設計も可能です。

JS.Sketcherはまだ開発中とあって、すべての機能がある訳ではありません。しかしSVGなどで出力は可能です。最終的な目標として開発者が持っている3Dプリンタで作成できる図面の出力にあるとあって、期待がかかります。すべてクライアントサイドで行っており、サーバサイドは不要で動作します。

JS.SketcherはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GNU Affero General Public License)です。

xibyte/jsketcher: Parametric 2D and 3D modeler written in pure javascript