GraphQLはRESTfulに代わる、または補助する存在として注目を集めています。しかし、まだ出始めの技術だけに最適な設計手法が確立されていません。スキーマを作る作業する手作業、またはフレームワークを導入していることでしょう。 今回紹介するGraphQL Visual Editorはそんなスキーマの作成をWebブラウザ上で行い、さらにバックエンドまで作れるソフトウェアです。

GraphQL Visual Editorの使い方

設計画面です。ノードが並んでおり、それらを繋ぐことでスキーマを設計します。

追加、削除、変更できます。

例えばこれはGitHubのGraphQLのスキーマ。とても細かく定義されています。

スキーマを確認できます。

GraphQL Visual Editorはスキーマを作るだけでなく、そこからモックを作ったり、データを実際に保存できるバックエンドも作成できます。GraphQL Visual Editor自体はそのバックエンドを有料で提供するサービスになるようです。ビジュアル的にGraphQLを設計できるのは便利でしょう。

GraphQL Visual EditorはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

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