クラウドIDEはすでに誕生して10年近くになります。すでに幾つかの実用的なソフトウェアも出てきていますが、それでもまだまだローカルでの開発が主流です。特にスクリプト言語ではそうでしょう。 しかし、その世界が大きく変わるかも知れません。なぜならスクリプト用のプログラミングエディタとして有名なVisual Studio CodeがCoderによってWeb化したからです。

Coderの使い方

これが最初の表示です。まさにVisual Studio Code(以下VS Code)の画面です。

シンタックスハイライトもちゃんと使えます。

コマンドも出ます。

ターミナルだって使えます。

Coderはリモートサーバ上にインストールして、Webブラウザ経由でVS Codeを使えます。コードはサーバ上にあるものを編集します。ターミナルも使えるとあって、開発するのに不便さがありません。Coderを社内サーバにインストールしたら、本当に実用的な開発環境が手に入るかも知れません。

CoderはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Coder - Server-Powered Software Development codercom/code-server: Run VS Code on a remote server.