詳細設計を行うなら実装してしまった方が早いと言った声もありますが、それでも機能単位のフローチャートが用意されている方が間違いはないように思います。共通認識がないと個人の勝手な判断が入り、思わぬバグを生み出したりします。 今回紹介するSpriteはコードライクにフローチャートが書けるソフトウェアです。テキストベースなのでメンテナンスも簡単です。

Spriteの使い方

デモです。左側がテキスト、その結果が右側に描画されます。

残念ながら日本語は使えませんでした。

Spriteはクライアントサイドではなく、サーバサイドで画像を生成しています。そのため、生成された専用のURLを使うことで画像として埋め込んだり、ダウンロードできます。日本語はサーバ側の問題なので、自分で用意する限りは問題ないでしょう。

詳細設計レベルではなく、ユースケース単位などでフローチャートを作っておくと開発が捗りそうです。

SpriteはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Sprite TimoSta/sprite: ? Draw charts in code. Render in real-time. Embed anywhere as .png.