個人のメモ環境については、これといった決定的な製品がなかなか出てきません。かつてはEvernoteのようなもの、さらに昔ではorg-modeもありました。最近ではBoostnoteを使う人も多く、全く別な独自の環境を構築する人もいます。 今回は個人用ナレッジベースとしてTrilium Notesを紹介します。

Trilium Notesの使い方

セットアップします。

メイン画面です。サンプルデータの時点でかなり情報量が多いです。

編集はその場で。Wikiのように使えます。

ディレクトリでは子のページがカードのように見られます。

タスクは日付やタグ、場所を設定します。

オプションです。

ノートのジャンプです。一覧からインクリメンタルに探します。

家系図。関連性を表現するのに使えるでしょう。

グラフも描けます。

ノート内に書いたJavaScriptを読み込んでいます。

こんな感じで読んだ本の一部を書き出すのにも使えます。

Trilium Notesは単純なメモだけでなく、JavaScriptのコードを書いてWebページのように表示したり、タスク管理や画像を補完したりと、個人用の情報をまとめて管理できるようになっています。かなり多機能ですが、使いこなすと強力な情報管理ツールになりそうです。

Trilium NotesはElectron/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GNU Affero General Public License)です。

zadam/trilium: Build your personal knowledge base with Trilium Notes