Three.jsといえばWebGLを使った高度な表現を可能にするライブラリですが、機能が相当に多く、ファイルサイズも大きいのが難点です。素のWebGLを触るのは相当に難度が高いですが、Three.js経由でも難しいという印象があります。 そんな中登場したのがShreeです。Three.jsの主要な機能を残して実装された軽量版Shreeといったソフトウェアです。

Shreeの使い方

Shreeで実装したWebGLのデモです。サイズはなんとThree.js版の1/10です。

こちらはThree.jsです。ぱっと見では何も変わりません。

もちろんShreeがThree.jsとまったく同じ機能がすべて使える訳ではありません。足りない機能もまだまだあります。しかし軽量であれば読み込むのも高速で済みますし、主要な機能に絞り込まれていても、メインとなる機能は満たされているようです。

ShreeはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

sawa-zen/shree: lite three.js