プレゼンテーションのスライドを作る方法としてはPowerPointやKeynote、Googleスライドと言った専用のソフトウェアを使うのが手軽です。ただし相手が同じ環境でないと使えなかったり、ソフトウェアを手に入れる必要があります。Googleスライドは便利ですがフォントの種類が少なかったりするのが残念です。 そこで使ってみたいのがHTMLプレゼンテーションです。今回は特に機能が多そうなMarkDeckを紹介します。

MarkDeckの使い方

デモのスライドです。矢印キーでのスライド切り替えはよくある操作です。

コードハイライト。

ditaaを使ったアスキーアートからグラフィカルな画像にする機能。

plantumlを使ってテキストからUML表現も。

graphvizも使えます。

vega-liteによるグラフ。

a2sで細かい表現も実現します。

手書き風なSketchy。

計算式の埋め込み。

ターミナル操作はasciimamaで。

?キーでキー操作一覧を表示します。

Escキーでスライドの一覧が出ます。

MarkDeckは他のHTMLスライド生成ソフトウェアと同じくMarkdownで記述したりできますが、機能が多彩なのが特徴です。HTMLベースなので画像をあまり多用することはないと思いますので、スライドのコンテンツに集中して作成したい時にはMarkDeckが向いているでしょう。

MarkDeckはJS製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

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