Gitは各自でリポジトリを持って作業できるのが便利ですが、プッシュを忘れてしまうことも多々あります。自分の環境では動くのに、他の人の環境では動かないのでなぜかと思ったら変更がサーバに送られていないと言った具合です。 そんなGitのコミットやプッシュを忘れた経験がある方はgit-remindを設定しておきましょう。

git-remindの使い方

git-remindは .gitconfig で指定したパスにあるリポジトリでGitのコミット、プッシュ忘れがあるかチェックしてくれます。

$ git remind status
Need to commit: /path/to/repo

さらにOSの通知にも対応しています。

git-remindをcronに設定して実行するのが推奨されています。それによって定期的にコミット忘れ、プッシュ忘れがないか確認してくれます。仕事終わりが近くなったら自動実行してくれるのも便利でしょう。定期的にコミットやプッシュしておいて、万一のデータ消失時にも慌てないようにしましょう。

git-remindはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT)です。

suin/git-remind: Never forget to git commit and push