Gitには開発しているソフトウェアのコードが入っています。つまりソフトウェアに関連する情報は一箇所にあると利便性が高まるでしょう。その最たるものがドキュメントで、APIの記述をコードに埋め込んでおくといった使い方がよくあります。 さらにバグ管理までGitリポジトリに入れてしまおうと考えたのがgit-bugです。

git-bugの使い方

git bug new でコミットログとしてバグに関する情報を記述します。

git bug ls で登録してあるバグを一覧できます。

$ git bug ls
5edc578 open	ここにバグの内容を書きます。 Atsushi	C:0 L:0

なぜか日本語が一部表示されません。すべてを表示すれば、もちろんちゃんと表示されます。

Web UIもあるのですが、筆者環境では表示されませんでした。

git-bugはリモートのGitリポジトリに登録できるので、チームで共有することもできます。GitHubなどであればIssueを使えば良さそうですが、自分たちでGitリポジトリを立てている場合などはgit-bugが便利そうです。

git-bugはGo製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

MichaelMure/git-bug: Distributed bug tracker embedded in Git