Excelファイルでセキュリティを保ちたい場合にはパスワードをかけておくでしょう。しかしCSVファイルはパスワードがかけられず、平文のままで扱われたりZip圧縮してパスワードをかけられます。 そんな運用に不便さを感じたら使ってみたいのがSecure Spreadsheetです。

Secure Spreadsheetの使い方

Secure SpreadsheetはCSVやExcelファイルに対してパスワードをかけられるCLIツールです。実行するとExcelファイルになります。

$ cat event.csv | secure-spreadsheet --password secret > output.xlsx

できあがったファイルを開こうとするとパスワードが聞かれます。

Secure Spreadsheetを使えばファイルのパスワードロックが簡単にできます。CLIなので、バッチ処理でまとめてパスワード化することもできるでしょう。ワークフローの自動化に便利なソフトウェアです。

Secure Spreadsheetはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

ankane/secure-spreadsheet: Encrypt and password protect sensitive CSV and XLSX files