PowerPointでスライドを作る人は多いでしょう。そして、スライドを作る中で便利なのが発表者ノートです。発表中に自分だけが見られるメモを残しておくことで言うべきことを忘れずに伝えられます。 そんな発表者ノートはPowerPointファイルの中にありますが、再利用したいと思うこともあるでしょう。そこで使えるのがpptx-export-notesです。

pptx-export-notesの使い方

pptx-export-notesはPowerPointファイルを指定して実行します。

$ python pptx-export-notes.py -p ./ug.pptx 
./ug_presenter_notes.txt
file successfully written to'./ug_presenter_notes.txt'

テキストファイルが出力されます。内容はスライド番号と、そこに書かれた発表者ノートです。

$ cat ug_presenter_notes.txt 
Slide 1
ここにメモ。
Slide 2
ここはアジェンダ。

個人的にごちゃごちゃしたスライドは好きではありません。グラフや図示される情報だけをスライドに記述し、後は発表者ノートに記述しておけば良いでしょう。そんなプレゼンの要とも言える発表者ノートを他のスライドでも使いたいと思った時などに便利そうです。

pptx-export-notesはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

ericjang/pptx-export-notes: Exports plaintext speaker notes from Microsoft Powerpoint .pptx files