CSVファイルをExcelなどの表計算ソフトウェアで開こうとして嫌になるのが、勝手に数値や日付などをコンバートしてしまうことです。それが嫌な場合はExcelを立ち上げてインポートにしなければなりません。 そんな嫌な思いをしてきた人に使ってみて欲しいのがpipe2excelです。CSVを送ってExcelで開いてくれる便利ユーティリティです。

pipe2excelの使い方

例えばこんなCSVがあったとします。これをそのままExcelで開くと勝手にコンバートされます。

0001,=1+1,03,4,5/2
"hogeohg  2",5555,3,"1st “ú–{Œê
2nd
3rd
4th"

そこでpipe2excelを通して開きます。そうするとすべて文字列として送られます。

pipe2excelを経由して開くことで、すべてのセルが文字列として認識されます。たったそれだけですが、ストレスは相当軽減されるはずです。時によっては数値が変わってしまったりすることもあるので、業務でCSVを使う機会がある方は必携でしょう。

pipe2excelはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

zetamatta/pipe2excel: Make Pipeline To Excel and send each CSV To Excel cell as a string