クリップボードは非常によく使われる機能であるにも関わらず、昔から殆ど進化の見られない存在です。そのため、拡張するユーティリティが無数に作られてきましたが、多くはOSに密接に関係してきました。 そこで使ってみたいのがClipboard Managerです。Electron製で、OSによらずクロスプラットフォームで使えるクリップボードマネージャです。

Clipboard Managerの使い方

クリップボード管理の画面です。

macOSであれば、コマンドキー + Shift + Cで現在クリップボードに入っている情報を送れます。クリップボードにコピーすると自動的に追加される訳ではありません。送ると通知が表示されます。

こんな感じでクリップボードにデータが入っていきます。

インクリメンタルな絞り込みも可能です。

Clipboard Managerはクリップボードを自動的に記録する訳ではなく、自分が送りたいものだけを改めてキーボードショートカットで送る仕組みです。場合によってはこの方が便利ということもあるでしょう。

Clipboard ManagerはElectron/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

dmfarcas/clipboard-manager: A simple cross platform clipboard manager.