WebAssemblyは通常、CまたはC++そしてRustを使って開発します(後はAssemblyScriptなども)。いずれの場合も環境を整えるのが手間で、途中で止めてしまう人も多いでしょう。 そこで使ってみたいのがWebAssembly Studioです。各種プログラミング言語を使ってWebAssemblyを開発できるオンラインIDEです。

WebAssembly Studioの使い方

まずはプロジェクトの言語を選びます。現在はC/Rust/AssemblyScriptそしてWat(テキストベースのWeb Assemblyフォーマット)が選べます。

Rustの場合です。

実行結果です。右下で確認できます。

こちらは読み込むJavaScript。

Cの場合。JavaScriptのコードが長いです。

WebAssembly Studioを使えば開発環境のセットアップが不要で素早くWeb Assembly開発がはじめられます。ただ、素のまま使うよりもライブラリを使う方が多いので、外部ライブラリをどう使うのかは分かりませんでした。今後に向けて大いに期待できるソフトウェアです。

WebAssembly Studioはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

WebAssembly Studio wasdk/WebAssemblyStudio: Learn, Teach, Work and Play in the WebAssembly Studio