TensorFlowと言えば機械学習を行うソフトウェアで、多くのサービスやソフトウェアの基盤に使われています。環境を整えるのは若干大変ですが、Dockerイメージもあります。GPUなどのハードウェアさえ用意できれば、利用するまでの敷居はずいぶん低くなっています。 そんなTensorFlowをWebブラウザベース、WebGLで使えるようにしたのがTensorFlow.jsです。

TensorFlow.jsの使い方

こちらはデモです。絵文字に合ったものを見つけてカメラに写すというゲームです。

例えばキーボードの絵文字の場合。認識精度は高いです。

トレーニング機能付きのパックマン。そもそも操作が難しかったりします。

3つのポージングに合わせて出力が変わるものです。サンプルはカメラから一気に取得します。

それぞれの状態に応じて認識率が変わっていくのが分かります。

できあがったモデルを使って動画を作れます。

TensorFlow.jsはWeb上で使えるのでとても手軽です。学習モデルを作る必要はありますが、一回できあがったものを取り込むこともできます。モデルの作成だけTensorFlowで行い、その結果ファイルをTensorFlow.jsで使うのは面白そうです。

TensorFlow.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

TensorFlow.js tensorflow/tfjs: A WebGL accelerated, browser based JavaScript library for training and deploying ML models.