コンピュータが描く情報は正確です。しかし、正確すぎるためにちょっとしたずれが気になったりします。直線がほんのわずかに曲がっていたり、二つの線がずれていると直したくなってしまうでしょう。しかしそれによって失われる時間は大きいです。 そこで使ってみたいのがRough.jsです。手で書いたようなラフな線を引くライブラリです。

Rough.jsの使い方

例えばこんな感じです。ずれていますね。

塗りつぶし。ちょっとはみ出てるのが良い感じです。

四角を描かせてもまったく同じではありません。

円弧なども。円グラフにも使えそうですね。

アメリカ合衆国の一部。縁の描き方が違います。

SVGと合わせて描くこともできます。

Rough.jsを使えば手書き風なラフなドローイングが可能です。正確ではない分、ラフにスケッチするのに向いているでしょう。このくらいの方がちょっと間違いを気にせず、どんどん描いていけるはずです。

Rough.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Rough.js pshihn/rough: Create graphics with a hand-drawn, sketchy, appearance