最近は数多くのマイコンが登場しています。有名なものとしてはRaspberry Pi、Arduino、mbedなどが知られていますが、それだけに限りません。特定用途であったり、より初学者向けであったりと多様に存在します。 今回はその一つ、micro:bit向けのビジュアルプログラミング環境、pxt-microbitを紹介します。

pxt-microbitの使い方

こちらがメイン画面。なんと左側にエミュレータが表示されます。

メイン画面

コーディングはScratch風にビジュアルプログラミングできます。

プログラミング

しかもエミュレータを通して実際に音を鳴らしたり、ライトを付けたりできます。

コーディング中

ライトの付く位置を指定すれば、ちゃんとその通り反映されます。

ライトの位置変更

pxt-microbitを使うとまずはデバイスがなくともWebブラウザ上でコーディングをしてみて、すぐに結果を確認できます。ここでものができあがれば、コードをダウンロードして実際にmicro:bitで動かせます。コーディング初学者や学生向けの体験として非常によくできたソフトウェアです。

micro:bitはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

makecode.microbit.org Microsoft/pxt-microbit: A Blocks / JavaScript code editor for the micro:bit built on Microsoft MakeCode