企業などで品質を標準化するためにはフォーマットをチーム内で合わせる必要があります。個々人の書いたコードを目でチェックするのはとても大変です。そこで使えるのがLintツールになります。
今回紹介するmarkuplintはHTMLやWeb Componentなど様々なマークアップをチェックするソフトウェアです。

markuplintの使い方

markuplintは設定ファイルを作成し、ターゲットになるHTMLファイルを指定して実行します。

$ markuplint -r ~/.markuplintrc index.html   
<markuplint> warning: インデントは2幅スペースにしてください。 (indentation) [/index.html:102:1]<br> 101: ••••••••••••••••••<ul>
<br> 102: •••••••••••••••••••<li><a><i></i>•新規登録</a></li>
<br>```<br><br>あらかじめ多様なルールが用意されていますので、後はルールのパラメータを指定するだけで使えます。HTMLだけでなくWeb Components/SVG/MathML/AMPなど様々なマークアップに使えます。基本はHTMLになりますが、そこから派生した各種マークアップでも使えるので各自インストールしておくと品質が上がりそうです。<br><br>markuplintはnode/JavaScriptのオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。<br><br>[YusukeHirao/markuplint: HTML linter for legacy/modern HTML, Web Components, SVG, MathML, AMP HTML and more.](https://github.com/YusukeHirao/markuplint)</ul></markuplint>