MarkdownはHTMLに限らず、様々な場面で使われるようになっています。PDFで出力されることもあります。しかしHTMLは印刷には向いていないフォーマットであり、MarkdownからPDF出力した場合も同様です。 そこで使ってみたいのがIncunabulaです。印刷を前提としたMarkdownエディタです。

Incunabulaの使い方

エディタとしては二画面方式になります。

メイン画面

KaTeXという数式ライブラリに対応しています。

数式表示

--- でページ分割を行います。

ページ分割

Incunabulaはページ分割を手動で行うようになっていますが、将来的には自動改ページになるようです。また、印刷用のCSSがあたっているなど、印刷を前提とした仕組みになっています。論文やレポートを書くのに適したエディタになりそうです。

IncunabulaはElectron/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

pnlybubbles/incunabula: Markdown editor for printing.