Emacsは昔からあるエディタで、筆者も愛用しています。しかしCommon Lispを使う機会が減っており、構文も忘れつつあります。また、AtomやVisual Studioなどに押されてシェアが低下しつつあります。 そんな中で作られたのがgemacsです。なんとGoで作られた軽量なEmacsになります。

gemacsの使い方

gemacsの画面です。ぱっと見、Emacsと変わりません。キーバインドもそのまま使えます。

検索もできます。日本語も対応していました。

ファイルを開くところ。ファイルリストが出るのが便利です。

gemacsはGoだけで作られており、動作も高速です。Goであれば開発者も多いので、拡張が作られていく可能性も高いでしょう。ベースはGoのエディタ、goditになっており、安定性もありそうです。何よりクロスプラットフォームで動作するのも嬉しいです。

gemacsはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

glycerine/gemacs: A lightweight emacs written in pure Go. Uses https://github.com/gdamore/tcell for portability. Derived from go editor godit. Your next terminal based editor. Windows/OSX/Linux binaries: https://github.com/glycerine/gemacs/releases