win32yank - Rustでクリップボード操作
ソフトウェアを開発していてクリップボードを操作したいと思うケースは意外と多いのではないでしょうか。しかしクリップボードはGUI操作と密接に関わっており、マウス操作を行うことが多いです。 そんな中知っておきたいのがwin32yankです。Rustを使ってWindowsのクリップボードを操作するソフトウェアです。
win32yankの使い方
クリップボードに保存する時には以下のようなコマンドになります。標準出力を -i オプションでクリップボードに入力します。
echo "Hello World!" | win32yank -i
逆に出力するのは -o オプションです。
win32yank -o
これだけでクリップボードの操作ができるのが手軽です。win32yankをパスの通ったところに置いておけば、他のプログラミング言語からシステムコールで操作することもできるでしょう。何よりRustで作られているので、これからRustを学びたい人にとっての学習素材としても良さそうです。
win32yankはRust製のオープンソース・ソフトウェア(ISC License)です。