プログラマであればgrepやtailは大好物ですよね。ほぼ毎日使っているのではないでしょうか。tailコマンドであればサーバのログを確認したりする用途が多いのでサーバに一旦ログインする必要があります。しかしこの手間が面倒かも知れません。 そこで使ってみたいのがClarityです。grep/tailコマンド専用のHTTPサーバです。

Clarityの使い方

起動は以下のように行います。認証はデフォルトではありません。

clarity --username=admin --password=secret --port=8989 /var/log

例えばこんな感じに結果を確認できます。起動時にディレクトリを指定しますので、そのディレクトリ内にあるファイルが対象になります。

検索結果

Clarityはファイルを指定して検索(grep)またはフィルタリングを伴ったtailが可能です。ただ筆者が試した限りではtailがリアルタイムに反映されなかったようです。なお絞り込み条件はすべてANDになっており、組み合わせることでさらに絞り込まれます。

ClarityはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

tobi/clarity: Web interface for the grep and tail -f unix tools. Useful for real-time log analysis. Remotely related to splunk