業務の中でパワーポイントが使われることは少なくありません。グラフィカルでインパクトあるスライドばかりならいいですが、中には同じような見栄えの資料を繰り返し提示しないといけないといった場合もあるでしょう。クライアントごとにデータが異なるスライドなどもそうです。 そんな時に一つ一つ手作りするのは面倒です。pptx-templateを使って一気に仕上げましょう。

pptx-templateの使い方

例です。まずパワーポイントのテンプレートファイル(pptx)を用意します。波括弧で囲まれた部分がテンプレートになります。

こちらが変換後。文字が置き換わっています。

グラフも同様に。こちらはテンプレートです。

出力するとグラフのデータも代わっています。

pptx-templateはデータリソースとしてCSVを使うこともできるので、データを繰り返し提示する場合や実験データを何パターンも見せないといけないなどといった場合に便利です。サンプルにあるような多言語対応すると言った時にも便利そうです。コマンド自体はmacOSでも使えます。恐らくLinuxでも使えますので、サーバからデータを置き換えたPowerPointファイルをダウンロードさせるような仕組みも作れるでしょう。

pptx-templateはPython製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

m3dev/pptx-template: Build PowerPoint presentation from template(pptx) and model(json) data like other template engines