mailit - メール送信をWeb APIで
メールをシステムに組み込むのは意外と面倒で、SMTP用のライブラリをついつい頼ってしまいます。さらに日本語問題やHTMLメール、添付ファイルなど様々な用途があります。 それをシンプルに解決してくれそうなのがmailitです。メール送信をシンプルなREST APIで提供してくれます。
mailitの使い方
mailitは設定ファイルを用意し、そこに本来のSMTPサーバの情報を記述します。そしてmailitを起動するとWeb APIが立ち上がります。
使い方としては以下のようにコマンドを打ちます。そうするとSMTPサーバのレスポンスをJSONで返してくれます。
$ curl --data "to=admin@moongift.jp&subject=hi&text=hey world" http://127.0.0.1:3000/email
{
"success":true,
"info":{
"accepted":["admin@moongift.jp"],
"rejected":[],
"response":"250 2.0.0 OK 1501813933 e64sm433636pfb.129 - gsmtp",
"envelope":{
"from":"admin@moongift.jp",
"to":["admin@moongift.jp"]},
"messageId":"<xxx -xxxx-xxxx-xxxx-dd26e1bd1502@moongift.jp>"
}
}
HTTPアクセスであれば、他のWeb APIアクセスと同様に扱えます。ネットワークアクセスさえ可能ならVBAのようなプログラミング言語でも簡単にメール送信機能が実装できます。意外と使い道は多そうなソフトウェアです。
mailitはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。