最近のプログラミングエディタにはスニペット管理機能があらかじめ組み込まれています。よく使う文字を以前使った場所からコピペするのではなく、あらかじめスニペットに登録しておくことで作業効率が大幅にアップします。 そんなスニペットをエディタ上だけでなく、CUIで管理して各エディタと連携できるのがsnipsterです。

snipsterの使い方

まず最初に初期化した後、addサブコマンドでスニペットを追加します。なお筆者の環境ではaddはうまく動きませんでした。

snipster add test.js

ディレクトリ内にファイルを追加すればlistサブコマンドでスニペットの一覧が取れます。

$ snipster list

PREFIX  LANGUAGE SCOPE
doctype html          

後はpublishサブコマンドで対応しているエディタ(Visual Studio Code、Atom、Sublime)向けにスニペットが出力できます。

$ snipster publish
? Successfully published your snippets to Atom ?

出力されたスニペットは各エディタから利用できます。対応している拡張子のファイルを開いている時にスニペットを呼び出せば、snipsterで登録したものが表示されます。開発者ごとに使っているエディタは異なっていても会社でスニペットは統一して管理したいと言った時に便利です。

snipsterはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

jhanstra/snipster: publish all of your snippets to all of your editors with one command