読みづらい日本語の文章を書く人は冗長的な表現を行うケースがあります。なんとなく硬い文章の雰囲気になりますが、実際には分かりづらさが増すだけで、メリットは殆どありません。しかし慣れてしまうとついそういった表現を使ってしまいます。 そこで使ってみたいのがtextlintのプラグイン、textlint-rule-ja-no-redundant-expressionです。日本語対応の冗長表現チェッカーです。

textlint-rule-ja-no-redundant-expressionの使い方

プラグインをインストールしたら、後は.textlintrcに設定を行います。

{
  "rules": {
    "ja-no-redundant-expression": true
  }
}

後はtextlintコマンドでOKです。

$ textlint test.md 

/path/to/test.md
  4:51  error  "確認を行わなければ"は冗長な表現です。"確認しなければ"など簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。参考: http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1001/19/news106_2.html  ja-no-redundant-expression

✖ 1 problem (1 error, 0 warnings)

参考も出たりするのでエラー内容を把握するのに役立ちます。冗長的な表現を避けることで、分かりやすくてきちんと伝わる日本語が書けるようになるでしょう。

textlint-rule-ja-no-redundant-expressionはtextlint用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

textlint-ja/textlint-rule-ja-no-redundant-expression: 冗長な表現を禁止するtextlintルール