GitHubでバイナリなどを公開する場合にはリポジトリの中ではなく、リリースを使うのが基本です。しかし、このリリースがあまり使い勝手がよくなく、アップロード途中で切れてしまうことも多々あります。 そこで使ってみたいのがgithub-releaseです。コマンドラインを使ってファイルをアップロードできます。

github-releaseの使い方

github-releaseは次のようなコマンドで使います。なお、リリースの作成もできるのですが、筆者環境ではエラーが起きたのでWeb上であらかじめリリースを作っておきました。

$ github-release upload \
    --tag v0.4 \
    --file NCMBDownloader-darwin-x64.zip \
    --name NCMBDownloader-darwin-x64.zip \
    -u NCMBMania \
    -r NCMBDownloader

プログレスなどはありませんが、後はしばらく待っていればアップロードが完了します。Web版に比べると、こちらの方が安定性があるように感じます。また、バイナリを作成してアップロードまでを自動化したい時にも便利です。

github-releaseはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

aktau/github-release: Commandline app to create and edit releases on Github (and upload artifacts)