ブラウザのJavaScriptは一昔前に比べたら大幅に高速化されていますが、それでもシングルスレッドで処理されるという点がネックになります。それを克服するためにはWebWorkerを使った並行処理、GPUを使った計算処理が必要です。 それらの技術を使おうと思ったら非常に面倒なイメージがあります。そこで利用するのがturbo.jsです。

turbo.jsの使い方

コードを見るとJavaScriptではないのが分かります。

エラーがある場合にちゃんとエラー行が出てくるのがポイントです。これでかなりデバッグしやすくなります。

turbo.jsではGPUを使った処理であるため、通常のJavaScriptではない書き方になります。そのため簡単には使いこなせないかも知れません。また、利用できる範囲が限定的になりがちなのも注意点で、向き不向きも分かっている必要があります。そうした点を理解しつつturbo.jsを使ってみると面白そうです。 turbo.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

turbo/js: turbo.js - perform massive parallel computations in your browser with GPGPU.