XcodeではSwiftのコードを試せるPlayground機能がありますが、使うためにはXcodeを立ち上げてPlaygrandファイルを作成しなければなりません。その保存先も都度異なるのでスニペット的に使うのは面倒です。 そこで使ってみたいのがToyboxです。Playgroundをまとめて管理できるソフトウェアです。

Toyboxの使い方

Toyboxはcreateで新しいPlaygroundファイルを作成し、Xcodeで立ち上げます。

$ toybox create UIKitDemo

引数を与えないとタイムスタンプでファイルを作成します。

$ toybox create

さらに標準出力を渡すこともできます。

$ echo 'print("Hello World")' | toybox create --input

後は list を使って作成したPlaygroundを一覧したり、さらにopenを使って指定したToyboxを開けます。

$ toybox list
20161025221031 (iOS)
20161025221040 (iOS)
UIKitDemo (iOS)

Toyboxを使えばPlaygroundの管理が楽になります。ちょっとしたコードを試してそのまま保存しておけば後で参照したり、使い回すのが簡単になるでしょう。コードを試すだけでなく、後々まで考えるとToyboxで管理しておくのが良さそうです。

ToyboxはmacOS用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

giginet/Toybox: Xcode Playground management made easy