Evernoteにメモを蓄積している人は多いと思いますが、そのエディット環境がWebであったり、専用クライアントソフトウェアで使い勝手に苦しんでいる方も少なくありません。フォーマットもWYSIWYGではなくMarkdownを使いたいという人もいるでしょう。 そこで使ってみたいのがevermarkです。CLIでローカルとEvernoteを同期してくれます。

evermarkの使い方

最初にディレクトリを指定して初期化します。そうすると開発者トークンが求められるので、Evernoteにログインして作成します。

evermark init directory

後はnewを使ってMarkdown文書を作成します。

evermark new <title>

作成したらディレクトリを指定して publish を実行します。

evermark publish <file_or_directory>

アップロードされたファイルはHTMLになっています。

ローカルの画像をつけた状態でアップロードすると、画像も一緒にEvernoteに送られます。

ダイアグラムや計算式、ガントチャートなどを記述することもできます。

evermarkを使えばローカルのMarkdownファイルを素早くEvernoteに転送できます。スマートフォンなどで閲覧する際にEvernoteを介して行うと便利ではないでしょうか。

evermarkはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

akuma/evermark: A command line tool for syncing markdown notes to Evernote</file_or_directory>