最近のエディタはとてもリッチで高機能になるか、Markdownのように記法に沿うことでとても簡単に書けるかの二極化されているように感じます。しかし、Markdownではちょっと物足りず、とは言え簡単に書けるエディタが欲しいと思うのではないでしょうか。 今回はそんな可能性を見せるWebベースのワードプロセッサ、Textureを紹介します。

Textureの使い方

Textureの画面です。左側がエディタ、右側にアウトラインが出ます。

文字の装飾ができます。

見出しなどの設定ができます。

リファレンスという単位で情報をまとめられます。

情報に対してタグをつけるという仕組みになっています。

TextureのコンセプトはLaTeXのように開かれた、それでいて昔のワードプロセッサのようにシンプルに、です。多機能化が進んでいくと使わない機能がどんどん増えていきます。Textureはそのバランスを維持しつつ、編集しやすい文章作成環境を提供してくれるでしょう。

Textureはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Texture substance/texture: As open as LaTeX and as simple as a classic word processor.