Grumbles.js - ユーザがストレスを感じたタイミングで実行
コンピュータへの入力方法としてマイクに注目が集まっています。Siriをはじめスマートフォンではマイク入力が行えますし、Google ChromeなどはHTML5でのSpeech Recognition APIを提供しています。 そんな音声認識APIを使って作られたのがGrumbles.jsです。ユーザがストレスを感じたタイミングを記録してくれます。
Grumbles.jsの使い方
Grumbles.jsはマイクを使うのでWebブラウザが対応、かつ許可する必要があります。
後は「Oi, what the f*** is this s***?」的なFワードやSワードが使われるとその時間を記録するようになっています。ページを表示したタイミングと合わせることで、開始から何秒でユーザがストレスを感じるかなども分かるでしょう。
デモのところでF***と言うと、ログが出ます。
使い方のコードは次の通りです。
const stop = grumbles(({ word, context, time }) => {
console.log(time); // The time the grumble was grumbled.
console.log(word); // The word which was grumbled.
console.log(context); // The full phrase containing the grumble.
}, 'en');
Grumbles.jsは英語圏向けですが、同じような仕組みで日本語でも使えるかも知れません。リアルでは感情を出さなくとも、一人だけでの空間であるパソコンを使っている時であれば「なんだこれ」とか「ふざけんな」といった言葉を発する人もいそうです。
Grumbles.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
Grumbles.js by knpwrs knpwrs/grumbles.js: Detect when your users are upset.