テストの仕組みはここ数年で一気にレベルが高くなってきています。ユニットテストを書く文化も整ってきており、CIツールと絡めて自動テストを行うようになってきています。Webブラウザを使ったテストもSeleniumによってできあがってきています。 そんなテスト環境ですが、高度になりすぎると却って導入が難しくなることがあります。そこで使ってみたいのがChibineko、シンプルなテスト支援ツールです。

Chibinekoの使い方

Chibinekoの画面です。まずユーザ登録します。

ダッシュボードです。まだテストがありません。

テストを作ります。テストのタイトルと、後はテストしたい内容を箇条書きにしていくだけです。

これがテスト画面です。実際にテストを行って、結果を選択していきます。

OKならOK、ダメなら理由を選択します。コメントも書けます。

例えばこんな感じ。シンプルですね。

結果の選択項目も変えられます。

Chibinekoには特にシステムで連携する機能はありません。チームでテスト内容、結果を共有できる機能があるだけです。簡単なので、誰でもどんなチームでもすぐに使い始めることができるでしょう。まず自社内にテスト文化を身につけるためにもこれくらいのシンプルさではじめてみるのが良さそうです。

Chibinekoはテストアウトソース企業で知られるSHIFT社によるものなので、その辺りも最低限かつ十分な機能が備わっているとみることができそうです。

ChibinekoはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

Chibineko: 世界で最もシンプルなテスト支援ツール tabbyz/chibineko: The simplest test supporting tool.