Linux + Apache + PHP + MySQLの組み合わせがWeb開発のスタンダード的な位置づけになっていた頃、それぞれの頭文字をとってLAMPスタックと言うのが流行りました。同様にフレームワークが変わるために名称も異なってきました。 今回はMERNスタックを標榜するソフトウェアを紹介します。MongoDB + Express + React + nodeという組み合わせのアーキテクチャになります。

MERNの使い方

MERNのディレクトリ構成は次のようになっています。サーバサイドはMVCに分かれており、Reactを使ったサーバサイドレンダリングを行っています。

テストのサーバを立ち上げたところです。ブログエンジンとなっています。右側にReactで持っているオブジェクトの内容が確認できるのがユニークです。

データの詳細も確認できます。

クリックで画面は変わりますが、サーバへのアクセスは発生しないのがポイントです。

MongoDBを使うのが個人的にはどうかと思ってしまうのですが、Express/Reactの組み合わせは良いと思うので、この2つを組み合わせた開発基盤として使ってみるのは良さそうです。さらに技術的にはReduxも使っている点が見逃せません。これからReactを学んでいくという方にもお勧めです。

MERNはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MERN — Easiest way to build isomorphic JavaScript apps using React and Redux. Hashnode/mern-starter: Boilerplate for getting started with MERN stack