サーバを落とそうと思ったらSSHなりでログインして、shutdown -h now などを実行するでしょう。そのためだけにサーバにログインするのが面倒という方も多いかと思います。外部向けでないなら尚更です。 そこで作られたのがstop-serverです。サーバを止めるだけの機能を提供するHTTPサーバです。

stop-serverの使い方

stop-serverを立ち上げたら指定されたURLにWebブラウザからアクセスしてみます。基本的にスマホからのアクセスが想定されているようです。

タップすると確認ダイアログが出て、OKを押すとシャットダウンが開始します。

また、QRコードを表示する機能もあります。これを読み込めばスマホからアクセスしやすくなる仕組みです。

stop-serverはshutdownコマンドを実行しているので立ち上げる際には管理者権限が必要です(またはshutdownをsudoでパスワードレスで実行できるようにする)。基本的に外部ではなく社内の特定の用途で使っているサーバなどに設置すると面白い使い道がありそうです。

stop-serverはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

typicode/stop-server