Webのフロントエンド開発を行っている時に必要なのが簡単に立ち上げられるHTTPサーバです。Apacheやnginxを入れることもありますが、PythonであればSimpleHTTPServerを使ったりRubyでWebrickを立ち上げることもあります。 ちょっとした機能はありつつも手軽に使えるHTTPサーバが欲しい方はjs-dev-serverを使ってみてはいかがでしょう。node製の手軽なHTTPサーバです。

js-dev-serverの使い方

js-dev-serverのインストールはnpmを使って行います。

$ npm install -g js-dev-server

後は開発しているWebフロントのディレクトリにいってコマンドを叩くだけです。

$ js-dev-server
Rebuilding file watchers.
Static file server running at:
(lo0) => http://127.0.0.1:8888
(en1) => http://192.168.0.141:8888
(vmnet1) => http://172.16.148.1:8888
(vmnet8) => http://192.168.196.1:8888
CTRL + C to shutdown

ファイルの更新を監視してリロードしたり、WebSocketもできる機能があります。後はbossAddressという怪しいオプションがあり、このオプションで指定したアドレスから接続がくると他の全ての接続しているクライアントに通知がくるという仕組みが用意されています。

js-dev-serverはnode/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

mootcycle/js-dev-server