2台の隣り合った、または社内の他のコンピュータに対してテキストやファイルを渡したいと思うことは多々あります。ファイルサーバがあっても、そのパスを口頭で教えるのではなく、データで渡す方が正確です。 そのために近くの人にメールするのも面倒…と思ったらairpasteを使ってみましょう。2台のコンピュータ間で素早くファイル、テキストが送信できます。

airpasteの使い方

airpasteはnpmでインストールできます。

$ npm install -g airpaste

インストールしたら、メッセージを受け取りたい方のコンピュータでairpasteコマンドを実行します。そうすると待機状態になります。

そしてもう一台のコンピュータでメッセージを送信します。

$ echo hello world | airpaste

そうするとこんな感じでメッセージが表示され、終了します。

$ airpaste 
Hello World

標準出力だけでなく、ファイルを送ることもできます。そのまま出力をパイプして動画を再生なんてことも可能です。

$ airpaste < movie.mp4

airpasteはちょっとしたファイルやデータを送るのに便利なツールです。二台持ちの方はもちろん、社内でみんなが使っていれば「airpasteを立ち上げて」で通じるようになるでしょう。

airpasteはnode/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

mafintosh/airpaste